夜くだちぬ水仙の香ぞ深沈と 作:富安風生
2005年10月17日
久しぶりに倫理に触れた<挨拶
最近寒いですね。Tagetesです。
昨日、エッグさん、神とEFZしてたんで其のレポ書こうと思ったけど今日はゲームのレビューをば。(EFZのパッチは敢えて触れません。言うとしたら、もし性能が変わったりしても私は郁未を使い続けますとだけ)
んで、今日の更新。関西勢+鳥取勢でzanさんがお持ちになった水仙花を本日クリアしたんでレビューでも。
予め書いておくと、このブログはレビューブログじゃなくて只の日記なんでネタばれ激しくしますよ。偶然来られた方は気を付けてくださいね。
〜以下レビュー也。〜
このゲーム一言で表すと「倫理」とか「皮肉」って感じのゲームですね。
あらすじ
以上、FLADYサイトより引用。
ゲームの流れはフローチャート形式。一つのイベントをクリアしていくと次のイベントが見れると言った具合。普通のAVGに馴れた方は一寸辛いかも。
システム システムは是と入ってまずい所は見当たりません。
因みにビジュアルアーツ系列なんでフルスクリーンにするとブラウザの位置がおかしくなります。どうにかならんかねこのシステム。
グラフィック 好みが別れる絵です。絵が好みで夜のお共にって考えた方はシナリオで萎えると思われます。只、尺中の描写は中々に激しいですよ。
音楽 ボーカル曲無しの全17曲。ほぼと言うか全部クラシックになってますね。館もの+演劇入ってるんで違和感無し。印象に残った曲は謎解きなどのシーンで流れた水仙花。
キャラクター 全キャラ激しく濃いです。以下各キャラ雑感(激しくネタばれ)
ヒロイン・CV森山葵:テ○ンコ生えてます。以外や以外なヒロイン(男)。物語の元凶。ゲームタイトルに一番関わり深い。
香京院御門・CV櫻レオナ:物語で一番の残虐お姉様。序盤只の基地外かと思ったら終盤はビックリの展開。一番、かわいそうなお方かと。このゲーム演劇っていうキーワードあるんだけど声優さん、語り口調凄いっす。
綾瀬小夜・CV佐々木あかり:眼帯少女。御門にくっついて激しく苛められてるキャラ。
矢上裕子・CVひかる:細目の天然メイドさん。賢人――愚昧を装う
永崎佳苗・CV紬叶慧:あばずれメイド。最も愚直に安寧を突き通した人物。
坂本恵美・CV奥川久美子:眼鏡秘書。嘘偽の人物。全てを知るために全てを捨てた人物。因みに設定で眼鏡着脱、テ○ンコ生やしたりできます。
主人公大柳光一・Cv判りませんでした:この水仙花という舞台で主人公を演じるPlayer自身。
声優さんを見たら、あービジュアルアーツやなぁって思いますね。演技は巧いです。
〜以下PLAY雑感〜
とりあえず水仙花というゲーム自体が舞台、演劇という設定なのかな?とりあえずPLAYする人を選ぶ作品かと。色々考えてPLAYしないと行けないし、キャラクターの描写をキッチリ把握しないと置いてけぼりにされます。
安寧を求めるがゆえにリアルを捨て、演劇を永遠に続ける、そういったストーリーかと。ココで倫理や皮肉が入ってくるんじゃないかな?
倫理は各々で思う事だと思うのでカットさせてもらいますが、皮肉の部分をば。
とりあえず舞台、演劇という事でPlayerに感じさせることを端的に言うと、楽求めてリアル捨てるなと(端的過ぎるか)。んで物語や演劇(俺が感じ取ったのは全てのエロゲーと思いましたが)
の役者の行く末、感情を少しは省みろとゲーム内のキャラが訴えてる。と思いました。その訴えてるシーンで印象に残った場面がココ
あー確かに、演劇とか良く見に行く俺は考えさせられたかも。
良い結末をわくわくしながら見てたら、死んでいった役者とか気にも止めませんからね。結局死んだものは気にも止められず馬鹿馬鹿しいと言いたかった訳だ。だから少しでも気にしてくれと。
倫理なんで、他の考えすると(色んな考えができる)演劇=各々に役所がある、端役なんてない、自分自身が主人公である。なんて考えも出来ますね。そんな思わせぶりの台詞もありましたし。
後、激しくネタばれだけど、主人公とヒロインが同一である。主人公が汚らわしい部分、ヒロインが純真。是は自己愛と自暴自棄
をさしてるんじゃないかなとか思ったり。
雑感はこういった位でしょうか? とりあえず、ホントにPLAYする人を選ぶゲームだと思います。 俺的に点数付けると、システム80点、グラフィック70点、声優さん90点。シナリオ100点と言った所です。
以上でレビュー終了〜
後最後に気になったのがタイトルの水仙花。
水仙(すいせん)スイセン属、ひがんばな科、Narcissus tazetta L.var.chinensis Roem.
有名な話がギリシア神話のナルキッソス。彼は水面に映る自分自身に恋して、映る自身に抱き付こうとし水に落ちて死亡。んで彼を水仙の花にして生き返らしたという話があります。後、水仙事体エロいイメージ(卑猥だな俺)や女体、男女一体と言った考えがありますが・・・
このゲーム主人公とヒロインが同一、男か女か判らない、お互いを愛し合う(自分自身なのに)とか、水面挟んで見つめあうとか「ナルシス断章」もオマージュしてるのかな?とか思いました。(´ω`),。o0(HNを花の名前Tagetes(マリーゴルド)にする位花好きなんで気になった)
最近寒いですね。Tagetesです。
昨日、エッグさん、神とEFZしてたんで其のレポ書こうと思ったけど今日はゲームのレビューをば。(EFZのパッチは敢えて触れません。言うとしたら、もし性能が変わったりしても私は郁未を使い続けますとだけ)
んで、今日の更新。関西勢+鳥取勢でzanさんがお持ちになった水仙花を本日クリアしたんでレビューでも。
予め書いておくと、このブログはレビューブログじゃなくて只の日記なんでネタばれ激しくしますよ。偶然来られた方は気を付けてくださいね。
〜以下レビュー也。〜
このゲーム一言で表すと「倫理」とか「皮肉」って感じのゲームですね。
あらすじ
主人公、光一。
財閥、大柳一族の青年当主である彼は、
全てを手にするが故の空虚で怠惰な毎日を過ごしていた。
しかし、そんな彼の無色人生は、ヒロインとの出会いにより、有色に彩られる。
始まる、官能の毎日。
昼夜、場所、問わず構わず行われる交わり。
望む――ただ、それだけで。
そんなポルノにさえ、きょう日祝福は与えられる。
果てに待つのは「ヒロイン」との「永遠」の「約束」に裏打ちされた「真愛」を得ての「大団円」
そう、終劇は拍手と喝采に祝福される。
その姿がどうあれ、もっともらしい自己陶酔の納得によって。
その、はずだった。
けれど、渦巻く謀略はそれを良しとしなかった。
そして、新たに姿を現した物語は――
――狂っていた。
――とても狂っていた。
――どうしようもなく狂っていた。
――狂いきっていた。
そう、少年少女は立ち上がり、「愛と感動の物語」に反旗を翻したのだ。
自らの幸せを得るために。
もう二度と、不幸の繰り返される事の無いようにと願って。
以上、FLADYサイトより引用。
ゲームの流れはフローチャート形式。一つのイベントをクリアしていくと次のイベントが見れると言った具合。普通のAVGに馴れた方は一寸辛いかも。
システム システムは是と入ってまずい所は見当たりません。
因みにビジュアルアーツ系列なんでフルスクリーンにするとブラウザの位置がおかしくなります。どうにかならんかねこのシステム。
グラフィック 好みが別れる絵です。絵が好みで夜のお共にって考えた方はシナリオで萎えると思われます。只、尺中の描写は中々に激しいですよ。
音楽 ボーカル曲無しの全17曲。ほぼと言うか全部クラシックになってますね。館もの+演劇入ってるんで違和感無し。印象に残った曲は謎解きなどのシーンで流れた水仙花。
キャラクター 全キャラ激しく濃いです。以下各キャラ雑感(激しくネタばれ)
ヒロイン・CV森山葵:テ○ンコ生えてます。以外や以外なヒロイン(男)。物語の元凶。ゲームタイトルに一番関わり深い。
香京院御門・CV櫻レオナ:物語で一番の残虐お姉様。序盤只の基地外かと思ったら終盤はビックリの展開。一番、かわいそうなお方かと。このゲーム演劇っていうキーワードあるんだけど声優さん、語り口調凄いっす。
綾瀬小夜・CV佐々木あかり:眼帯少女。御門にくっついて激しく苛められてるキャラ。
矢上裕子・CVひかる:細目の天然メイドさん。賢人――愚昧を装う
永崎佳苗・CV紬叶慧:あばずれメイド。最も愚直に安寧を突き通した人物。
坂本恵美・CV奥川久美子:眼鏡秘書。嘘偽の人物。全てを知るために全てを捨てた人物。因みに設定で眼鏡着脱、テ○ンコ生やしたりできます。
主人公大柳光一・Cv判りませんでした:この水仙花という舞台で主人公を演じるPlayer自身。
声優さんを見たら、あービジュアルアーツやなぁって思いますね。演技は巧いです。
〜以下PLAY雑感〜
とりあえず水仙花というゲーム自体が舞台、演劇という設定なのかな?とりあえずPLAYする人を選ぶ作品かと。色々考えてPLAYしないと行けないし、キャラクターの描写をキッチリ把握しないと置いてけぼりにされます。
安寧を求めるがゆえにリアルを捨て、演劇を永遠に続ける、そういったストーリーかと。ココで倫理や皮肉が入ってくるんじゃないかな?
倫理は各々で思う事だと思うのでカットさせてもらいますが、皮肉の部分をば。
とりあえず舞台、演劇という事でPlayerに感じさせることを端的に言うと、楽求めてリアル捨てるなと(端的過ぎるか)。んで物語や演劇(俺が感じ取ったのは全てのエロゲーと思いましたが)
の役者の行く末、感情を少しは省みろとゲーム内のキャラが訴えてる。と思いました。その訴えてるシーンで印象に残った場面がココ
ひたすらにより良い物語を求めて
倒れ伏す者達の涙に気付くことなんて無くて
与えられる、描かれる・・・其のままを鵜呑みにして・・・
それら、所詮物語に−生きる命の在った事を・・・
今まで、数え切れないくらい繰り返されてきた物語
その内に潜む、悲しみを
ワタクシ達、登場人物の悲しみを
貴方(プレイヤー)に知って頂きたかった。
(んで知ってもらう為に各キャラの物語の悲しさを知ってもらう為に語ってる人物が殺してた訳ですが、↓理由)
○○を殺したのは<○○は伏せてます
真実のみを求める物語の馬鹿馬鹿しさを知って貰うため
○○は
身勝手を貫く物語の馬鹿馬鹿しさを知ってもらうため
○○は
トゥルーエンドなどと呼ばれる物語の馬鹿馬鹿しさを知ってもらうため
あー確かに、演劇とか良く見に行く俺は考えさせられたかも。
良い結末をわくわくしながら見てたら、死んでいった役者とか気にも止めませんからね。結局死んだものは気にも止められず馬鹿馬鹿しいと言いたかった訳だ。だから少しでも気にしてくれと。
倫理なんで、他の考えすると(色んな考えができる)演劇=各々に役所がある、端役なんてない、自分自身が主人公である。なんて考えも出来ますね。そんな思わせぶりの台詞もありましたし。
後、激しくネタばれだけど、主人公とヒロインが同一である。主人公が汚らわしい部分、ヒロインが純真。是は自己愛と自暴自棄
をさしてるんじゃないかなとか思ったり。
雑感はこういった位でしょうか? とりあえず、ホントにPLAYする人を選ぶゲームだと思います。 俺的に点数付けると、システム80点、グラフィック70点、声優さん90点。シナリオ100点と言った所です。
以上でレビュー終了〜
後最後に気になったのがタイトルの水仙花。
水仙(すいせん)スイセン属、ひがんばな科、Narcissus tazetta L.var.chinensis Roem.
有名な話がギリシア神話のナルキッソス。彼は水面に映る自分自身に恋して、映る自身に抱き付こうとし水に落ちて死亡。んで彼を水仙の花にして生き返らしたという話があります。後、水仙事体エロいイメージ(卑猥だな俺)や女体、男女一体と言った考えがありますが・・・
このゲーム主人公とヒロインが同一、男か女か判らない、お互いを愛し合う(自分自身なのに)とか、水面挟んで見つめあうとか「ナルシス断章」もオマージュしてるのかな?とか思いました。(´ω`),。o0(HNを花の名前Tagetes(マリーゴルド)にする位花好きなんで気になった)
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